煩わしい都会の喧騒から離れ、のびのびとした田舎で豊かに子育てをしたいという方は少なくないと思います。
筆者も少年時代を含め田舎で過ごした身なのですが、田舎は自然が溢れていて楽しい場所であったと記憶しています。
しかし特に考えなしにお子様と田舎で暮らすことを決めてしまうと、思わぬ事態に遭遇してしまうことをご存知でしたか?
本記事では、田舎で子育てをする際に確認しておきたいポイントを3つお教えします!
田舎暮らしの経験がある筆者の体験も交えつつ、お話を進めていきます!
目次
ポイント1:
お子様が成長した後の通学手段
田舎ではお子様が成長するにつれて、進学先への通学が難しくなってくる傾向があります。
小学校・中学校の間は通学に大きな手間が掛からなかったが、高校・大学へと進学する際に通学が大変になるケースも考えられます。
高校や大学は比較的人の集まる地域にある為、田舎からだと通いづらい距離にあることが殆どです。
田舎の学校もあるにはあるのですが、高校や・大学といった進路を決める時期になると田舎の学校以外に通いたいというお子様もいる筈です。
ご夫婦の通勤の際にお子様の送り迎えをするのもありなのですが、ご夫婦のお仕事の状況によっては送り迎えが難しくなる機会もあります。
なのでお子様ひとりでも行き帰りができる交通手段を確保できることが望ましいです。
実際に筆者が過ごした田舎でも、地域のお子様の通学手段が問題になっていました。
交通機関が殆どない地域であった為、毎日タクシーを利用してい通学をしている学生さんもいました。
田舎の地域はお子様が思いっきり自然の中で遊べたりと、メリットも多いのですがお子様が成長した後のこともしっかり考えておく必要があります。
なので、公共の交通手段がしっかり確保できている「程よい田舎」に暮らすのも手段の一つです。
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ポイント2:
最寄りの病院がどこにあるのか把握しておく
お子様が急な病気になったり、怪我を負ってしまった時のためにも最寄りの病院がどこにあって何時まで空いているのかを把握しておく必要があります。
実際に筆者の家族もかつて「中耳炎」を患った時の対応が大変だった記憶があります。
夜間に症状を発症してしまった為、対応に困ったのを今でも覚えています。
都会であれば夜間に対応してくれる病院を探せば良いのですが、近くにそんな病院はなかったため知り合いを呼んでなんとか対応してもらうことで事なきを得ました。
万が一の事態が起きてしまった場合人が少ない田舎だと、都会と比べた時に対応が遅れてしまいがちです。
そんな事態に備えて、何かあった時はまず自分達で行動できるように地域のことを把握しておく必要があります。
また、田舎は自然に近い地域であるため都会にはない危険が潜んでいることもあります。
危険な生き物が生息していたり、怪我を負いやすい地形など思わぬ被害を被る事態も発生します。
以上のことから、田舎は都会と比べた時に病気や怪我を負ってしまった時のリスクが高いと言えます。
ポイント3:
古いお家には危険が潜んでいる!
新しく田舎の土地を購入して新築のお家を建てる場合などは問題ないのですが、古いお家を購入してリノベーションする場合はお子様たちが怪我なく過ごせるようにリノベーションする必要があります。
大人がパッと見ただけでは気づかないことでも、お子様たちにとっては危険な設備が古いおうちにはあります。
物件にもよるのですが急な階段や、躓きやすい段差、深さが深くてお子様が溺れてしまう可能性のあるお風呂など古い家ならではの危険が潜んでいます。
より細かいところだと、古い木材を使った柱などに触った際に指に木の棘が刺さってしまう可能性もあります。(筆者も幼い頃指に刺さったに経験があります。)
加えて育ち盛りのお子様が、お家の中でも元気いっぱいに遊び回ることは周知の事実だと思います。
お家が都会よりも広い傾向にある田舎だと、かなり活発な動きをするため目を離した隙に怪我をしているなんてこともあります。
筆者も実際に田舎の住まいで、はしゃぎすぎて天井に頭をぶつけた結果、特大のたんこぶを作った記憶が鮮明に残っています。
なので元気なお子様たちが少しでも怪我をしないように、古い家をリノベーションする際は危険そうな箇所をしっかり吟味しておきましょう。
まとめ:
お子様の将来・健康・安全のことを忘れないで!
田舎で子育てをご希望の方は、お子様の将来・健康・安全のことを忘れずに考えておきましょう!
特にお子様が成長した後の、進学先に向かう交通手段に関しては忘れないように確認しておきましょう。
その確認を怠ると、お子様が成長した後に田舎での暮らしを決めたこと後悔する可能性が生まれます。
またお子様が病気になってしまった際に連れて行く病院の把握や、お家の中で怪我をしないためのリノベーションなど健康・安全面への配慮も欠かさないようにしましょう!
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