マイホームを探す時に、土地選びはかなり迷ってしまうポイントなのではないでしょうか。
交通アクセスの面・災害等に関わる安全面など考慮する点は多くあるのですが、
今回は「家の近くに何があれば生活に便利なのか」という点を分析して行きます。
・歩いて行ける範囲には何があると良いのか
・自転車で行ける範囲には何があると良いのか
・車で行ける範囲には何があると良いのか
という3つの視点から独自に分析していきます。

歩いて行ける範囲にあると良いもの

歩いて行ける範囲にあると良いもの

まずは歩いて行ける範囲にあると良いものから見ていきましょう。
歩いて行ける範囲という定義は人それぞれなのですが、今回は自宅から300m以内と決めておきましょう。
雨の日は傘が必要になるのでその点も踏まえて300mとしました。
重要なのは気軽に行けるかどうかという点です。

コンビニ

自宅の300m付近にあると助かるものは、やはりコンビニです。
その理由をいくつかの項目に分けてみました。

☆理由1 急に必要な物が出てきた時などに助かる
普段生活をしていて、「急にあれが欲しい!」となることがありますよね。
ありがちなのは
・切手
・プリベイトカード
・トイレットペーパー
・ノートや筆記用具
などでしょうか。
それぞれ安く買おうと思えばもっと安く買える場所はあるのですが、それらが1つの場所に置いてあるのがコンビニのいいところ。
コンビニが家の近くにあるだけで、緊急時の対応力が高まるとも言えます。

☆理由2 食品などが手軽に補充できる
スーパー程ではないにしろ幅広く食品が手に入るのもコンビニの魅力です。
小腹が空いた時や急に調味料が切れてしまった時などにお世話になっている方も多いと思います。
ちょっとやる気の出ない時や疲れて帰った時などに、すぐに必要な食べ物が手に入る場所があるのは大きな利点です。

また上記以外にも、宅急便を送ったりオンラインで買ったものの支払いなどもできるため非常に利便性が高い場所と言えます。

自転車で行ける範囲にあると良いもの

自転車で行ける範囲にあると良いもの

お次は自転車で行ける範囲にあると良いものです。
自転車で行ける範囲というのも人それぞれなのですが、今回は自宅から3km以内と定義しておきましょう。
徒歩で行ける範囲よりも大分範囲が広がりました。

交通アクセスの面にも繋がるのですが、やはり駅はこのくらいの距離にあってくれると助かるのではないでしょうか。
もちろん、歩きで行ける範囲にあってもOKです。
実際に交通集団に自転車を使うかはさておき、このくらいの距離だと通勤・通学にもそこまで手間はかからないと思います。
また、駅行きのバス停が近くにあるかも抑えておくと雨の日などにも対応しやすいのではないかと思います。

スーパー

やはりコンビニだけでは足りない部分(主に食品など)を補う必要はでてくると思うので、そこを補えるスーパーなどもある程度遠くない距離に必要になってきます。
自転車で荷物を運びきれないと思ったら、車で買いにいくのもありでしょう。

定期的に行く必要のある施設

毎日は行かないけどある程度の周期で通わなければならない場所というのも意識してみると良いでしょう。
「美容院」や「床屋」は定期的に散髪の必要が生じるのでそれに該当します。
(ただし、行きつけの店がある場合等はある程度の距離が遠くになることもあると思います。)
他には
・ジムやスポーツクラブ
・学習塾や習い事教室
などが該当しますね。
遠すぎて通うこと自体が面倒になってしまうなんて事態には気をつけましょう。

車で行ける範囲にあると良いもの

車で行ける範囲にあると良いもの

最後に車で行ける範囲にあると良いものです。
今回の記事では車で行ける範囲は自宅から10km以内と定義します。
もちろん自宅から3km以内の距離を車で移動するのもありなのですが、車でないと移動が厳しい場所とします

休日に出かけられる場所

休日に家族で出かける場所は、車でないと行けないくらいの場所でちょうどいいのではないかと思います。
例を出すと
・大型のショッピングモール
・アスレチック等のある大きめの公園
・テーマパークや遊園地
などが該当します。
もちろん、これら以外でも休日にリラックスできる場所であればどこでもOKです。
「たまには休みの日にこんなところに行きたい」程度の認識でも大丈夫です。
そこまで重要度は高くないと思うのですが、土地について調べた時にその地域で目立つ施設や場所はないかを調べておいてみてはいかがでしょうか。

まとめと結論:よく行く場所ほどより近くに!

よく行く場所ほどより近くに!

1 自宅から歩きで行ける範囲にコンビニがあると緊急時に便利。普段の生活にもgood
2 毎日は行かないが、日々利用する場所は少し自宅から離れていても大丈夫。
ただし駅は自宅に近いほど通勤等には便利。
3 休日に出かける場所等は自宅から離れていてもOK

個人的に気になったこと

自宅の周りに何があるかを把握しておくのはとても大事なことです。
しかし、必ずしも今回の分析に当てはまる土地がいい土地とは限りません。
「自宅の近くにコンビニはなくとも、スーパーがあるから生活には困らない。」なんてご家庭もあるでしょう。
大事なのは実際の生活を一度イメージすることではないでしょうか。
「ここにショッピングモールがあるから、スーパーは近所になくても大丈夫!」といった感じでその土地に住んでみた時のことをシミュレーションするとイメージが明確になると思います。
ただ、食料や消耗品などを供給できる場所の確保だけは頭に入れておきましょう。
気になる土地があったら、実際にその土地に足を運んでみて周りのものをよく観察することも大事です。