あなたは田舎暮らしについて調べていて、苦労話や嫌な体験談を目にした経験はありますでしょうか？
そういった話を見てどこまで信じていいのかという疑問をお持ちではないでしょうか？
そこで今回は実際に田舎で過ごした経験のある筆者が、「田舎暮らしはここが大変」というポイントを3つにまとめてみました。
筆者の体験談も交えつつお話を進めていきます。
田舎暮らしを検討中の方の参考になると幸いです。
目次
大変な点1：
移動が大変
やはり一番大変になるのが移動の面。
暮らしやすさに大きく関わるポイントです。
公共交通機関が少ない地域の場合、車は必須と言っても過言ではありません。
通勤等に使うのはもちろん、近くにスーパーやコンビニがない場合は買い物にも車が必須です。
通勤は良くてもお子さんの通学が大変なんてパターンも考えられるので、住む前にお子さんが成長した後の通学手段がどうなるのかを確認しておく必要があります。
安全の面でいうと地域によってはガードレールがなく危ない道路なども普通にあります。
夜間の時間帯は、反射板こそあるものの明かりない山道などには注意が必要です。
車が全然通らない道路でも急に車が来ることもあり、狭い道で対向車が来るとかなり時間を取られることもあります。
なので都会以上に交通事故への注意が必要です。
大変な点2：
危険な動物・生き物がいることもある
田舎は自然に近い場所が多いので、場所によっては危険な生き物が生息している可能性もあります。
筆者の地域では「猪」や「毒蛇」などが時々出没していました。
記憶に残っているものだと「玄関に蛇が出てきた」なんて事件を記憶しています。
また猪はそんなに危険そうに見えないのですが、実際の猪は結構危ない生き物です。
筆者が聞いた話では夜間の車道に猪が出現し、車と衝突することもあることが多々あるそうです。
しかも衝突した際に車が凹んでしまうこともあるそうなので、金銭的な面でも被害をもたらす危険な生き物です。
また危険なのは上記したものだけではなく「蜂」にも気を付ける必要があります。、
蜂はどこにでも巣を作るので、注意していないとあっという間に住まいに巣を作られてしまいます。
筆者が記憶している限りだと、置いてあった椅子の内部やビールケースの中身に巣ができかけていたこともあるため油断はできません。
「なんか蜂をやたら見かける」なんて場所があったら、警戒レベルです。
小さな生き物ですが大人が刺されても普通に痛いので注意が必要です。
大変な点3：
自然が被害をもたらすこともある
田舎暮らしでは上述したような危険な生き物だけではく、身近な自然が脅威をもたらすこともあります。
自然がもたらす被害というと、土砂崩れや川の氾濫などを想像する方が多いと思います。
もちろんこれらも十分に危険なのですが、実はもっと身近なものが思わぬ被害をもたらすことがあります。
その最たる例が「竹」です。
あなたは「竹害」という言葉に聞き覚えはありますか？
竹害とは読んで字の如く、竹がもたらす被害のことです。
竹の成長速度が早いのは有名なのですが、その成長速度が原因で家屋を突き破って竹が生えてきたり、竹が増殖してあたりを埋め尽くしてしまうこともあります。
こういった被害をもたらすのは竹に限ったことではなく、気がついたら家の周りが植物だらけになっている可能性も考えられます。
なので、家の周りや庭のお手入れ・お掃除は欠かさないようにしましょう。
番外編：
近所付き合いは大変じゃありません！
田舎の大変な点というと、「近所付き合い」が真っ先に思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか？
田舎を扱ったドラマや映画を見て「都会よりは大変そう。」なんてイメージを持っている方もおられると思います。
実際は、皆さんがイメージしているほど深い近所付き合いはないです。
普段からご近所さんと普通に挨拶している方なら問題ないです。
ただし田舎に移住した場合、その地域にあなたの名前が知れ渡る可能性はあります。
筆者が過ごした地域は「あの人は(地域名)のOOOさん」といった具合に住んでいる場所と人を覚えている人が大半でした。
しかしこれは単純に田舎に家が少ないから近所のことを把握してるだけなので、田舎だからといって変に人の繋がりが強いというわけではありません。
都会で例えるならお隣に引越しをしてきた人の苗字くらいはあなたも確認しますよね、それと同じです。
なので田舎だからといって地域の人から変に監視を受けたり、粗探しをされることはないのでご安心ください。
まとめ：
田舎暮らしの大変なことは、移動の手間と生き物の被害！
やはり田舎暮らしでは移動の面が最も大変に感じるポイントです。
生き物がもたらす被害についても動物・植物の両方に気を付ける必要があります。
動物の方は比較的警戒がしやすいのですが、植物の方は油断していると思わぬ被害を受けてしまうこともあります。
繰り返すようなのですが、普段から自宅周辺・お庭のお手入れを欠かさないようにする必要があります。
ここまで読んでいただいて田舎暮らしに対して、少し消極的になってしまった方もいるかもしれません。
しかし田舎暮らしでの大変なことにしっかり対処できれば、自然が溢れる地域で豊かにな生活を送れる筈です。
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