皆様「サブスク」を現在ご利用中でしょうか?
「サブスク」とは「サブスクリプション」の略で、あるサービスが定額料金で利用し放題になるといったサービスです。(ザックリとした説明です。)
身近なところでは、音楽の聴き放題サービスや動画の見放題サービスなどが代表的なものでしょうか。
そんなサブスクの中には、なんとホテルに泊り放題なんてサブスクも存在するようなのです。
本記事ではそんなサブスクを利用してホテルで暮らした時のメリット・デメリットを簡単に分析してみました。
激動の時代を乗り越えた先に、ホテル暮らしは普及しているのでしょうか?

ホテルの「サブスク」とは?

ホテルのサブスクは他のサブスクと同じく月額を支払うことによって、そのホテルの部屋を1ヶ月利用し放題になるサービスです。
各ホテルによってサービスや料金もバラバラで、安いものでは1部屋10万円前後からリッチなものだと30万円近くの月額がかかるものもあります。
全国に多数展開しているホテルだと、各所にあるホテルを利用し放題なんてプランもあるようです。
いずれにせよ、一泊の料金を計算するとかなりお得に泊まれるプランになっています。
イメージとしては賃貸の家賃に近いものかもしれませんね。

ホテルに住むメリット

ホテルに住むメリット

賃貸の家賃に比べると、少し割高なホテルで暮らすメリットも見ていきましょう。

メリット1 常に「お客様」として扱われる

ホテルに住むとは言っても、ホテルに滞在している間は常にお客様として扱われるのでそういった面での暮らしやすさもあると思います。
部屋にはテレビやWi-Fiの設備はもちろん、家具等もあり光熱費や通信費も払う必要がないため細かい費用がかからない点も魅力です。
また、ホテルやサービスによっては普通の家にはない大浴場やフィットネスクラブを利用できる場所もあります。

1人暮らしにありがちな急な病気にかかった時などでもホテルであればタクシーや救急車が比較的到着しやすいうえ、ホテルのスタッフもいるのでそんな状況にも対応しやすいと言えるでしょう。

メリット2 住まいを気軽に変えられる

細かい場所の指定はできないのですが、賃貸以上に気軽に住まいを変えられるのがホテル暮らしのメリットではないでしょうか。
先述したように、全国に展開しているホテルであれば(予約さえ取れれば)短い期間で滞在場所を変えることができるのも魅力です。
急な出張や急な転勤などを命じられても慌てることなく対応することができます。

ホテル自体のサブスクが気に入らなかった場合でも、1ヶ月で次のホテルへと切り替えることができるのでその点も魅力です。
ただし気軽に住まいを変えることを目的にしてホテルのサブスクを利用した場合、結局移動が面倒になって利用しないなんてことも考えられるのでその点には注意しましょう。

ホテルに住むデメリット

ホテルに住むデメリット

不鮮明な要素も多い

やはり不鮮明な要素があるのも事実です。
特に日本ではまだ馴染みのない暮らし方なので未知のトラブルに直面する危機もあります。
真っ先に思い浮かんだのはやはり「住民票」の問題ではないでしょうか。
これに関しては現代の「アドレスホッパー」*の方々を参考にすると、住民票は実家にして各手続き等は実家でというパターンに落ち着きそうです。
とは言っても今後のホテル暮らしの普及率などによって、より簡単で明確な解決策が用意される可能性もあるのではないでしょうか。

*「アドレスホッパー」・・・決まった住まいに暮らさず各地を移動して暮らす人々

また、現時点ではホテル自体のサブスクで宿泊できる期間が決められているパターン(実施期間のみサブスクでの宿泊が可能といったパターン)が多いためそもそもホテル暮らし自体が普及しないという事態も考えられます。
また今後このようなサービスが続いた場合でも、ある時期を境にホテル側がサブスクをやめてしまう可能性も考えられます。
いずれにせよ、現時点では安定していない暮らしということを頭に入れておき無くなってしまった場合でもすむ場所には困らないように配慮しておく必要はありそうです。

私の考え:
ホテル暮らしが普及してもおかしくはない!

ホテル暮らしが普及してもおかしくはない!

私は今後ホテル暮らしが普及しても驚くことはないのかなと思います。
現代(特にここ1年近く)は激動の時代なので住まいにも様々なあり方があって良いのだと思います。
それこそホテル以外でも各地にある住まいを月額を支払ってレンタルできるサブスクなども耳にしたことがあるくらいです。
持ち家と賃貸に続く第3の選択肢にホテル暮らしが入っている未来が来ても面白いかもしれません。
現在は一人で暮らしているテレワークを中心に仕事している方向けのプランが中心なのですが、今後の動向によってはそれも大きく変わるかもしれませんね。
もしかしたら、数年後には家族でホテル暮らしをしているなんて家族がいても驚かれない世の中になっているかもしれませんよ。