「田舎に暮らしたいけど、暮らしやすさも確保したい!」
住まいをお探し中の方でそんな風に思われている方も多いかと思われます。
本記事では暮らしやすさと田舎の良さを両立した「程よい田舎」の基準は何か5つのポイントに分けてお伝えします。
時折筆者が実際に過ごした田舎の話を混ぜつつ進行します。
田舎暮らしをご検討中の方の参考になると幸いです。
目次
ポイント1:交通機関が機能している地域かどうか
その地域にある程度短い間隔で電車やバスが来てくれるかというのも大事なポイントです。
通勤や通学に極端に時間がかかってしまうと、暮らしやすさに大きな支障が出てしまうからです。
また、電車やバスを使った遠出の必要がある場合もスケジュールの調整等に関わってくるので重要です。
具体的には最低でも1時間に2〜3本、バスや電車が来てくれれば不便を感じることは少ないと思います。
しかし1時間に1本しか電車やバスが来ない時間帯があったとしても、朝の時間帯や帰りの時間帯に本数が増えるのであれば問題はありません。
また、自宅から駅やバス停までの距離も大事になってきます。
この距離も離れていると不便なため、忘れないように注意しましょう。
私が過ごした田舎は、地元の中学生がタクシーで登校していたので交通アクセスに関する面では大変な地域でした。
ポイント2:
自転車で行ける範囲に買い物ができる場所があるかどうか
自転車でいける範囲にコンビニやスーパーといった生活に必要なものが購入できる場所があるかも大切なポイントです。
かなり細かいポイントなのですが、自転車で移動できる範囲というのがミソです。
数字に表すと自宅から大体3km前後の範囲になります。
自転車を基準にした理由は、免許が無い方が自力で買い物に行けないと不便を感じる機会が多いからです。
私の田舎の場合は車でないと行けないくらいの距離にコンビニもスーパーもあったので、「アレがない!」となった場合は車を出す必要があったことをよく覚えています。
ポイント3:静けさが確保できているか
都会の喧騒を嫌って自然な田舎に暮らしたい方も多いと思います。
なので「静けさ」が確保できているかも重要なポイントです。
周りに家がないような場所であれば静けさは確保できていそうなんですが、実際はそうもいきません。
自然がある田舎では人為的な騒音は無いのですが、虫の鳴き声がうるさいと感じることが多いです。
特に夏の時期は蝉などの鳴き声が早朝から鳴り響くので、早朝に叩き起こされることもあります。
家のすぐ近くに林がある住まいは虫の鳴き声が近くなりがちなので、静けさを求めている方は注意しましょう。
人によっては虫の鳴き声は気にならないと思うのですが、人が少ない田舎でも生き物がもたらす騒音問題に悩まされる可能性があることは頭に入れておきましょう。
ポイント4:危険な生き物が生息していないかどうか
蜂や熊など危険な生き物が出現する地域では、危険が隣り合わせの暮らしを送ることになります。
筆者が過ごした田舎では、危険な生き物が平気で出現する場所だったので注意を払いながら過ごしていました。
筆者の地域では、草むらなどに潜んでいる蛇が特に危険な生き物として知られていました。
自然のある地域では生き物の種類も豊富なので、危険な生き物が一切出現しない地域を探すのは難しいことです。
しかし暮らしやすい田舎を求めるのであれば、熊や蛇といった極端に危険度が高い生き物がいる地域は避けるべきです。
ポイント5:危険な場所がないかどうか
田舎に暮らすのであれば「自然」があるかどうかも大事なポイントです。
しかし自然が溢れている地域には都会にはない危険な場所が存在しています。
落ちてしまったら危険な流れが早い川や、道幅が狭く真下が崖になっている道路などが該当します。
筆者が過ごした田舎でも、真下が崖になっているのにガードレールがない道路などを見かけることが多かったです。
自然のある地域は人の手が加えられてないからこその魅力もあるのですが、それ故の危険もある地域です。
特にお子様がいるご家庭では思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあるので、自然がある地域の中でも整備が進んだ地域を選ぶことをオススメします。
結論:
「程よい田舎」とは生活に支障がなく自然溢れる場所
やはり田舎の暮らしというのは交通アクセス等の利便性や安全面においては、都会の暮らしに劣っている部分があるのは否定できないと思います。
そんなリスクを最低限に抑えて、都会には無い自然や静けさを満喫できる場所こそが程よい田舎と言える場所です。
なのでこれから田舎暮らしを検討される方は、どんな場所に住みたいのか、その土地での暮らしにどんなメリット・デメリットがあるのかをしっかり把握しておく必要があります。
調査を抜かりなく行っておけば、満足のいく結果に終わる可能性がグッとアップするのではないでしょうか。
よければこちらの記事もどうぞ。